高階の新河岸で"パソコン爺"が隠れ処で呟く!。

住マイルリハビリ日記です。スキルアップの為と暇つぶしでパソコン爺。

安倍首相 国土強じん化へ予算確保や治水対策強化を強調 !

--- ようこそ!-- 住まいる ---新河岸川 --- 

☆天気予報(川越)11/2(土)20℃/11℃晴/曇  3(日)19℃/11℃曇/雨。

 

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◇年中無休:「在宅リハビリ」介護者(妻)の見守り・介助・同行が必要。1日の動作(朝6:00起床・昼・晩22:00就寝)、歩行器・車椅子・椅子・ソファー・手すり・等の歩行(立位)ベッド(仰向位)・食事・用便・シャアワー・等、体幹・四肢の運動、筋肉協調、体力の向上維持。

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☆季節の花:11月 サザンカ山茶花)「困難に立ち向かう」です。がんばっている人を応援する!。

f:id:azims:20191102071711j:plainマザー牧場の「光の花園」!。マザー牧場(千葉県富津市)で1日、イルミネーション「光の花園」が始まった。3万平方メートルの広さにピンクや黄色、青など色とりどりのLED約100万球が並べられ、夜の牧場に幻想的な花畑が出現した。う」です。

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☆安倍首相 国土強じん化へ予算確保や治水対策強化を強調 !。一連の台風による被害を受け、安倍総理大臣は国土強じん化に向けて予算の確保や治水対策の強化に取り組む考えを強調しました。一連の台風による被害を受けて、自民党の林幹事長代理らは総理大臣官邸で安倍総理大臣と会談し、決議文を手渡しました。決議文では、国土強じん化に向けて予算を拡充することや、治水対策の在り方を抜本的に考え直すことなどを求めています。これに対し安倍総理大臣は「国民の命と生活を守るため、国土強じん化は待ったなしの課題だ。予算をしっかり確保して取り組んでいく必要がある。台風19号で生じた課題も踏まえ、治水対策などをさらにパワーアップしていきたい」と述べました。

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★石破氏「適材適所ってのは何なんだ」、中堅議員は「ツーアウト」…閣僚2人辞任 !。河井克行法相の辞任を受け、野党は安倍首相が衆参両院の予算委員会に出席して説明責任を果たすまで、国会審議を当面拒否する構えだ。今国会の焦点となる日米貿易協定の承認案は、政府・与党が目指す11月上旬の衆院通過は困難との見方も出てきた。与党は1週間で閣僚2人が辞任に追い込まれたことに危機感を高めている。自民党石原伸晃・元経済再生相は31日の石原派会合で、「長期政権の緩みを認めざるを得ないような非常事態ではないか」と指摘した。安倍首相と距離を置く石破茂・元幹事長は石破派の会合で、「適材適所ってのは一体なんなんだ」と述べ、首相の人事に疑問を呈した。公明党北側一雄副代表も記者会見で「極めて残念で遺憾だ。当然、首相の任命責任はある」と強調した。2014年9月に発足した第2次安倍改造内閣では、1か月後に小渕優子経済産業相、松島みどり法相(いずれも当時)が政治資金問題などでダブル辞任した。中堅議員は「ツーアウトの状態だ。かなりまずい」と表情をこわばらせた。

f:id:azims:20191102081704j:plainボージョレ初荷、羽田に フランス産新酒21日解禁!。羽田空港に到着した「ボージョレ・ヌーボー」の初荷を検査する税関職員=1日午前 フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の初荷が1日午前6時25分ごろ、日航機で羽田空港に到着した。解禁は例年、11月の第3木曜日とされており、今年は21日午前0時に店頭にお目見えする。 初荷のボトルは、フランスから英国に輸送され、ロンドン発のボーイング787で日本に到着。貨物室から降ろされた後、輸入手続きのため税関職員が検査した。輸入元のサントリーワインインターナショナルによると、日本向けに輸入するのは計11種類で、64万リットル分の100万本超となる。

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東京オリンピックパラリンピック !。小池知事「同意できないが、妨げない」…マラソン競歩の札幌移転 2020年東京五輪のマラソン競歩会場の札幌移転案を協議するため、国際オリンピック委員会(IOC)と国、東京都、大会組織委員会のトップ級会談が1日、都内で行われた。冒頭、東京開催を主張していた小池百合子都知事は「IOCの決定に同意はできないが、妨げることはしない」と述べた。札幌開催が事実上決まった。

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☆江戸時代以来の大修復、寄居秋まつりで山車お披露目 2、3日に開催 福を隅々まで届ける巡行を!。寄居町宗像神社の例大祭「寄居秋まつり」が2、3日、町内で開催される。2日は午後3時から同8時まで、同町藤田の同神社から市街地の中町仮宮、3日は午前11時から午後7時40分まで、市街地通りになり、おはやしに合わせて山車と笠鉾(ほこ)計6基を引き回す。江戸時代末期の安政5(1858)年の建造以来、初めて大修復した山車は人形枠の柱を30センチ高くして元に戻し、直径約1・5メートルの車輪の鉄枠を作り直し、漆や金箔(きんぱく)も塗り直し当時の山車を再現した。猩々は、地元では不老不死の酒を絶やすことなく振る舞う福の神と伝えられている。中町区長の村上雅光さんは「地元住民は山車に上がる子ども会のおはやしと共に多くの福を隅々まで届けようと巡行に加わります」と見どころを話している。 問合、同町観光協会(048・581・3012)へ。

f:id:azims:20191102080710j:plain☆【巨人】ドラ3・菊田は怪物だ! 打球は柳田超えの最速165キロ…常総1年時に!。巨人からドラフト3位で指名を受けた常総学院高の菊田拡和内野手(18)が31日、茨城県土浦市の同校で指名あいさつを受けた。高校通算58本塁打を誇る大砲候補は、1年秋に計測した打球速度で165キロをマーク。数字上ではソフトバンク・柳田やヤクルト・バレンティンを超える破壊力だ。高卒4年目で4番を勝ち取った岡本のように、自慢の長打力で近未来の「本塁打王」「日本代表の4番」を掲げた。

f:id:azims:20191102081003j:plain阪神ドラ1・西純矢の後継者。 創志学園にまたも本格派右腕が現れた!。西純矢のあと創志学園のエースを受け継いだ三方陽登 前任が偉大であればあるほど、後任にかかるプレッシャーは大きなものとなる。 しかし、この秋から創志学園(岡山)のエースナンバーを背負う三方陽登(みかた・はると)のマウンドさばきを見ていると、そんな重圧とは無縁にすら感じられる。赤星憲広阪神ドラフト評価は何点?「上位が成長したら10年安泰」 堂々とした姿でグラウンドの中心に立ち、豪快に右腕を振り下ろす。ボールを叩くようなリリースは、183センチの身長以上の角度を感じさせる。エースとしてチームを5年ぶりの秋の県大会制覇に導いた三方だが、新チーム発足直後は「創志学園の背番号1」のプレッシャーをひしひしと感じていたという。「地区大会(県大会出場16校を決める予選)では、まだ1番に対して気持ちが引けているところがありました。夏が終わってからは、コーチに『背番号1のプレッシャーを楽しめ』とアドバイスをもらって......県大会の初戦ぐらいから、少しずつプレッシャーを楽しめるようになってきたかなと思います」夏までエースナンバーを背負ったのが、先日のドラフト会議で阪神から1位指名を受けた西純矢。"高校BIG4"と称された剛腕は、三方が創志学園を意識するきっかけでもあった。「中学時代、『西純矢というすごいピッチャーがいる』とインターネットの記事で見ました。野茂ジャパンにも選ばれていて、創志学園でも1年から公式戦で投げている。甲子園に近いチームだとも思いましたし、西さんと一緒にプレーしてみたいという思いも強くあって、創志に行こうと決めました。1年生だった2018年、西が創成館(長崎)戦で披露した16奪三振の快投を甲子園のスタンドで見届けた。2年春から背番号18でベンチ入り。エース西の負担を軽減するべく、春の県大会で公式戦経験を積んだが、夏の登板は1イニングのみ。チームも準決勝で敗退し、先輩たちと甲子園の土を踏むことは叶わなかった。野球部を引退する西からは、激励のメッセージとともに、昨秋の県大会で使用していた赤オレンジのグラブを手渡された。「西さんから『頑張れよ』という言葉とグラブをいただきました。西さんは黄色や黒のグラブも使っていたんですが、自分は赤が一番カッコいいと思っていて。すごくうれしかったです。

f:id:azims:20191102081334j:plain★侍・山口6失点「収穫はない」 ローテの軸まさかの乱…35年」ぶりカナダに黒星!。2回、ウッドに走者一掃の適時二塁打を浴びがっくりの山口 「侍ジャパン強化試合、日本5-6カナダ」(31日、沖縄セルラースタジアム那覇)野球日本代表「侍ジャパン」が惜敗した。カナダ代表には35年ぶりの黒星となった。先発マウンドを託された山口俊投手(32)が大乱調。二回に4安打4四球と乱れて6点を先行された。打線は四回以降に追い上げ、九回には1点差まで迫る粘りを見せた。1日の第2戦は今永昇太投手(26)が先発する。【写真】こんなはずでは…腕組みした稲葉監督、鬼の形相でグラウンドをにらむ 最大6点差を1点差まで追い上げたが、届かなかった。プレミア前最後の実戦となるカナダとの2連戦。1984年以来35年ぶりにカナダに敗れた。それでも稲葉監督は「最初に6点を取られた時は嫌な流れだったが、今は調整段階。また明日もあるので、しっかりやっていきたい」とサバサバと振り返った。先発・山口が課題を残した。初回は三者凡退と安定した立ち上がりを見せたが、二回に暗転。先頭への四球から打者11人の猛攻を受け、一挙6失点。この回だけで4四球と制球も乱れた。「もう一度、細かいことをやっていく。収穫はないですね」。山口は硬い表情でバスに乗り込んだ。

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☆9月の有効求人倍率 1.57倍と前月下回るも高水準続く !。仕事を求めている人1人に対して企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、9月は1.57倍となり、前の月を下回りましたが高い水準が続いています。厚生労働省によりますと、9月の有効求人倍率は季節による変動要因を除いて1.57倍となり、8月を0.02ポイント下回りました。有効求人倍率が1.6倍を下回るのは3か月連続ですが、引き続き高い水準となっています。都道府県別に見ますと、最も高かったのは東京で2.06倍、次いで岡山県が2.01倍、石川県が2倍、広島県が1.99倍、福井県が1.96倍などとなっています。一方、最も低かったのは神奈川県で1.16倍、次いで長崎県沖縄県が1.19倍、北海道が1.21倍、青森県が1.22倍などとなっています。又、企業からの新規の求人数は前の年の同じ月より1.5%減少したのに対し、新たに職を求める人は7.2%増えました。厚生労働省は「製造業の一部で企業からの求人が減少しているものの、有効求人倍率は高い水準が続いていて、雇用情勢は改善が進んでいる」と分析しています。

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☆中国 次世代通信規格「5G」 きょうからサービス開始!。中国では11月1日から次世代の通信規格「5G」のサービスが始まり、今後、さまざまな分野での活用が広がりそうです。5Gはこれまでよりも高速で、大容量の通信が可能になる次世代の通信規格で、中国ではことし6月に通信会社に5Gの免許が交付され、「中国移動通信」など通信大手3社が1日から一斉にサービスを始めます。5Gのサービスは中国国内50都市で利用することができ、1か月の通信料は最も安いプランで、日本円で2000円程度となっています。中国の研究機関によりますと、中国国内でことし1月から9月までに、5Gに対応したスマートフォンが累計で78万台余り出荷されたということです。又、通信大手3社はことし、日本円で6000億円余りをかけて13万以上の5Gに対応する基地局を整備する計画です。中国では高速で大容量の通信が可能となる5Gの特性を生かして、4Kによる生中継を行ったり、大量の荷物を仕分けして一括で管理し自動で出し入れすることができる「ハイテク倉庫」も建設されています。アメリカが中国のハイテク分野に対する警戒感を強める中、今後、医療や交通などさまざまな分野で5Gを積極的に活用する動きが広がりそうです。

 

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★ユーロ圏のGDP 伸び率わずか 米中貿易摩擦など影響 !。ドイツやフランスなど単一通貨を使うユーロ圏では、ことし7月から3か月間のGDP=域内総生産の伸び率が、前の3か月と同じ0.2%にとどまり、アメリカと中国の貿易摩擦などの影響で低い水準が続いています。EU=ヨーロッパ連合の統計局は31日、ドイツやフランス、それにイタリアなどユーロ圏19か国のことし7月から9月までのGDPの伸び率を発表しました。それによりますと、伸び率は物価の変動を除いた実質で、前の3か月と同じ0.2%にとどまり、低い水準が続く結果となりました。背景には、アメリカと中国の貿易摩擦やイギリスのEU離脱に向けた影響で製造業を中心に生産活動が停滞していることがあります。こうした状況を受けて、ユーロ圏の金融政策を担うヨーロッパ中央銀行はことし9月、3年半ぶりの利下げに踏み切り、景気の下支えを図ろうとしています。ただ、先月にはアメリカのトランプ政権がヨーロッパからの輸入品に最大で25%の関税を上乗せする措置を発動するなど、貿易をめぐる対立が激しくなるおそれも出ていて、ユーロ圏の経済をめぐる先行きは不透明感が強まっています。

f:id:azims:20191102083842j:plain半導体・枚葉式洗浄装置市場、凄まじい韓国勢の成長 !。(湯之上 隆:技術経営コンサルタント、微細加工研究所所長)洗浄装置シェア1位のスクリーンのその後 PCやスマホのプロセッサ、DRAMやNANDなどのメモリの製造工程は、500~1000工程以上にのぼる。その30~40%が洗浄工程である。 その洗浄装置市場では、SCREENセミコンダクターソリューションズ(以下、スクリーン)がトップシェアを占めていたが、そのシェアは2009年にピークアウトしたことを3年前に報告した(「半導体がこれほど普及したのは洗浄技術があったから」2016年12月2日)。その主要な原因は、スクリーンがサムスン電子との合弁会社SEMES(旧K-DNS)を設立し、サムスン電子がスクリーンの洗浄装置技術を吸収した後、スクリーンがサムスン電子に1台も買ってもらえなくなったことにあることを指摘した(「スクリーンの洗浄装置が圧倒的トップに返り咲く方法」2016年12月5日)。その上で、前掲記事では、スクリーンが低下するシェアを食い止め、再び増大させるには、ビッグデータの普及により、世界中に建設されているデータセンタのサーバーに使われるとてつもない数の3次元NAND用の洗浄装置市場を攻めるべきだということを論じた。その後、スクリーンのシェアは、増大に転じたのだろうか? また、スクリーンから洗浄装置技術を吸収して成長し始めたSEMESの最新動向はどうなっているのか? 本稿では、『世界半導体製造装置・試験/検査装置市場年鑑(2016、2019)』(発行:グローバルネット)のデータを基に、洗浄装置の企業別シェアや出荷高を分析する。結論を先取りすると、2015年から2018年にかけてメモリ市場が爆発的に成長するに伴って、SEMESが飛躍的に成長し、枚葉式洗浄装置の出荷台数ではすでにSEMESがスクリーンを抜いてしまうという衝撃的な事態となっている。そして、メモリ不況が明ければサムスン電子が大規模投資を再開するため、サムスン電子傘下のSEMESが枚葉式洗浄装置の出荷額シェアでも1位になる日は近いと思われる。バッチ式と枚葉式の2種類の洗浄装置 洗浄装置には、25~50枚のシリコンウエハを一度に洗浄するバッチ式(別名、ウエットステーション)と、ウエハを1枚ずつ洗浄する枚葉式(別名、スプレー式)の2種類の洗浄装置がある。バッチ式洗浄装置は、ウエハからはがれた異物がウエハに再付着するという問題があるが、一度に大量のウエハを洗浄できるためスループット(処理効率)が高い。そのため、スループットを優先していた2009年までは、バッチ式が洗浄装置の主役だった。洗浄装置の出荷額(出所:世界半導体製造装置・試験/検査装置市場年鑑(2016,,2019)のデータを基に筆者作成) 一方、枚葉式洗浄装置は、異物の再付着の問題はないが、ウエハを1枚ずつ洗浄するため、スループットが低いという問題があり、2009年以前は、あまり普及していなかった。ところが、枚葉式洗浄装置が、1台の装置内に、洗浄層を8カップ、16カップ、32カップと増やしていったため、問題となっていたスループットがバッチ式に追いつき、追い抜いてしまった。すると、異物の再付着の問題を抱えているバッチ式洗浄装置を積極的に使う理由が無くなったため、2009年を境に、洗浄装置の主役は、バッチ式から枚葉式に移行した。要するに、洗浄装置において、パラダイムシフトが起きたわけだ。その結果、2009年以降は、バッチ式洗浄装置の出荷額が1000憶円前後で横ばいであるのに対し、枚葉式洗浄装置では2018年にバッチ式の4倍以上の4291憶円を記録するに至っている。以下では、洗浄装置の主役となった枚葉式の企業別シェアや出荷台数を見てみよう。c Japan Business Press Co., Ltd. 提供 スクリーンの枚葉式洗浄装置「SU-3300」(同社ホームページより) 枚葉式洗浄装置の企業別出荷額シェア、2012年から2019年における枚葉式洗浄装置の企業別出荷額シェアを示す。2012年に53.4%で1位だったスクリーンは、次第にシェアを失い、2015年には29.3%まで低下させる。 枚葉式洗浄装置の企業別出荷額シェア(出所:世界半導体製造装置・試験/検査装置市場年鑑(2016,,2019)のデータを基に筆者作成) これに代わって、2014年から2015年にかけてSEMESが飛躍的にシェアを増大させ、それまで2位だったTEL(東京エレクトロン、23.8%)と3位の米ラムリサーチ(14.7%)を抜いて、SEMESがシェア2位(25.9%)に躍り出た。2015年時点で、1位1位スクリーンと2位SEMESの差は、3.4%まで縮まっている。2015年から2018年にかけては、2位SEMESのシェアが横這いであるのに対して、3位のTELが大幅にシェアを失い、その分、1位のスクリーンが39.4%と約10ポイントのシェアを奪還する。 ところが、2019年にかけて、1位のスクリーンが35.6%までシェアを下げ、3位のTELも9.9%に低下する一方で、SEMESが31.2%にシェアを増大させる。再び、1位スクリーンと2位SEMESの差は、4.4%に縮まる。まとめると、2015年以降は1位スクリーンと2位SEMESの一騎打ちとなっており、いつ、トップが入れ替わってもおかしくない状態と言える。そして、次節で示す企業別出荷台数の推移は、さらに衝撃的な結果となっている。枚葉式洗浄装置の企業別出荷台数、2012年から2019年における枚葉式洗浄装置の企業別出荷台数の推移を示す。このグラフを書いたとき、にわかには信じられない思いがした。あまりにもSEMESの成長が凄まじいからだ。もしかしたら、データが間違っているのではないかとすら思ったほどだ。枚葉式洗浄装置の企業別出荷台数(出所:世界半導体製造装置・試験/検査装置市場年鑑(2016、2019)のデータを基に筆者作成) 2014年には、1位スクリーン(290台)、2位TEL(182台)、3位ラムリサーチ(111台)、4位SEMES(99台)だった。ところが、2015年以降、SEMESが怒涛の快進撃をはじめ、2015年にはスクリーン(283台)、TEL(295台)、ラムリサーチ(153台)をごぼう抜きして、483台で1位に躍り出る。2017年に、一度はSEMESの勢いが鈍り(479台)、追走してきた2位のスクリーン(375台)との差が104台まで縮まったが、2018年以降、再びSEMESが急成長する。そして、2019年には、1位SEMES(686台)と2位スクリーン(412台)の差は、274台に拡大する。SEMESとスクリーンの2019年までの枚葉式洗浄装置台数の推移から考えて、今後、その差は、もっと拡大するかもしれない。すると、枚葉式洗浄装置の企業別出荷高シェアでも、そう遠くない日に、SEMESがスクリーンを抜いて1位に躍り出る可能性が高い。2018年後半からメモリ不況に突入したが、2019年後半に、好況に転じる気配がある。すると、サムスン電子DRAMやNANDに大規模な投資を行うだろう。そうなると、サムスン電子傘下のSEMESは、より大きな成長を遂げると考えられる。本稿では、枚葉式洗浄装置の世界市場における出荷額シェアや出荷台数を分析した。現在集計中であるが、地域別の出荷額シェアや出荷台数は、さらに驚くべき結果となりそうである。その続報は、11月に配信するメルマで報じたい。◎筆者からのお知らせ 米中ハイテク戦争に加えて日韓貿易戦争が勃発しました。その影響のためか、メモリ不況が長引く兆候を示しています。そこで緊急セミナーを開催し、先の見通せない時代を生き延びるために、どうすれば良いか、その処方箋を提言したいと考えています。加えて、露光装置、ドライエッチング装置、成膜装置、洗浄装置、検査装置、など、可能な限り、半導体製造装置の企業別出荷額シェアと出荷台数の分析を行い、今後、米中と日韓戦争がどのような影響を及ぼすかを論じたいと思います。